【ギモン解消!!ワクチン接種Q&A】ワクチン接種、効果が出てくる時期は?

1回目を終えても油断は禁物

 国内の新型コロナワクチンの接種が進み、1回目を終えた高齢者も増えてきた。だが、油断は禁物だ。

 各自治体での接種で使われている米ファイザー製ワクチンは、接種から1~2週間程度で体内に抗体ができる。逆にいうと1回目の接種から2週間ぐらいは、発症のリスクは接種をしていない状態と変わらない。

 ファイザーの場合、3週間後をめどに2回目の接種を受けてから1週間程度経過して以降、発症予防効果が高くなる。その時点で少し安心できそうだ。

 大規模接種会場などで用いられる米モデルナ製ワクチンは、1回目の接種から4週間後をめどに2回目を接種する。2回目の接種から2週間程度以降に効果が期待される。

 臨床試験(治験)では、ファイザーのワクチンは2回接種後に発症率を95%、モデルナは94%それぞれ減少させるという結果が出るなど有効性は高いが、100%ではない。2回接種後も基本的な感染防止策を継続したほうが無難だろう。

 成人の半数以上が接種を終えた米国では米疾病対策センター(CDC)がマスクに関する指針を変更。接種完了から2週間以上経過した人は、屋内外を問わずマスク着用や対人距離の確保は原則不要とした。

 若者らのワクチン接種率を高めたいという狙いだが、医学的には懸念する専門家もいる。CDCも公共交通機関の利用時などはマスク着用を求めている。日本の場合、マスクを外せる日はもう少し先になりそうだ。

つづく

前回の記事(【ギモン解消!!ワクチン接種Q&A】寝たきりの人も「在宅接種」検討)はこちら⇒https://lifraplus.com/special-contents/vaccine-qa8

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