【ギモン解消!!ワクチン接種Q&A】「毎日大きな緊張感」看護師の思い

計器健保組合でワクチンを打つ看護師の籠島さん=東京都千代田区

 職場や大学で始まっている職域接種。ワクチンの供給が追いつかず新たな申請をストップする事態にもなったが、現場で接種に携わる人たちはどんな思いで取り組んでいるのか。医師や看護師の声を聞いた。

 東京都千代田区にある計機健康保険組合の接種会場では、予約制でモデルナ製ワクチンを1日1000人弱に接種している。

 看護師の籠島(かごしま)真樹子さん(49)は、看護師資格を持つが、普段は異なる職種で働いている「潜在看護師」で、ワクチン接種のための医療従事者が不足しているという報道を受けて接種に携わった。

 数年ほど前まで呼吸器内科や小児科などで現場経験があった籠島さんは、今年2月にワクチン接種の研修を受け、自治体の大規模接種にも携わった。「筋肉注射の経験がそれほど多いわけではなかったですが、講習でしっかり研修しました。何よりワクチンの特徴を学んで、自信を持って接種に関わる必要があると思いました。(ワクチンは)数に限りがあるため、絶対に無駄にできないと思い、最初はドキドキしました」

 これまで大きなトラブルはないが、誤接種の報道を聞く度に「『間違いのない接種を』という思いが強くなります。そのためか、毎日終わると大きな緊張感から解放されます。ただ5月から(接種を)経験していて、今が慣れ始めたころなので、注意しています」と気を引き締める。

つづく

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