【ギモン解消!!ワクチン接種Q&A】副作用、持病や常用薬の影響は…?

 持病を抱え通院や加療を続ける人のなかには、ワクチンの接種で副反応が起きないか不安な人もいるだろう。ただ、接種するよりも、接種をしないリスクの方が高いと米国立研究機関博士研究員で医師の峰宗太郎氏が改めて強調する。

 --ワクチンを本当に接種してはいけない人はどんな人か

 「接種当日に発熱のある人や新型コロナワクチンの成分に対してアナフィラキシーを起こした人を除いて、原則、誰が接種しても問題はありません」

 --持病を抱えている人に副反応が起きやすかったり、持病を悪化させたりすることはあるのか

 「がんや免疫不全の場合は、副反応が出るリスクよりも、接種後に抗体ができづらく、効果が低減する可能性はあるかもしれません。持病があることは接種による副反応と関係はなく、接種を控え、感染して重症化するリスクの方が大きいでしょう」

 --定期的に服用している薬とワクチンが悪い影響を与えることは

 「一般的に薬とワクチンの『飲み合わせ』による副作用はあまり知られていません。経口薬でも基本的にワクチンは飲み合わせとは無縁です。例外的に血液を固まりにくくする薬を飲んでいる人に血腫ができるという例がありえますが、きわめて特殊な事例です。分からなければ、主治医に相談する方がいいでしょう」

■峰宗太郎(みね・そうたろう) 米国立研究機関博士研究員、医師(病理専門医)、薬剤師、医学博士。国立国際医療研究センター病院、国立感染症研究所などを経て2018年より現職。専門は病理学、血液悪性腫瘍・感染症の病理診断、ウイルス学、免疫学など。

つづく

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