【覆面トレーダーK 億り人への道】オミクロンは終わった?「糖尿、環境、冷凍」でひと仕込み

年金不信、低所得、人生100年…。このままじゃヤバい!コロナをキッカケに生活防衛を本気で考え始めた40代サラリーマンが、投資に挑む。目指せ、ハッピーリタイア!

 年末年始にかけ、もう一仕込み。米国株を買おうと考えている。

 足元では、オミクロン株やFRBによる金融引き締め示唆で一旦は下げたが、今は再度上値を試す展開。絶好の買い場のような気がする。

強気の根拠は3つ

 (1)単純なチャート形状

 米国市場の総合的な動きを示すS&P500は10月以降の上昇波動の頂点から一旦は半値(50%)押しをして、再び上値トライ中。チャートセオリーとしては乗っかっていいタイミングだ。

SP500のチャート

(2)季節的な需給要因。いわゆる「タックスロス・セリング」(節税対策売り)が一巡した。

 米国の確定申告は12月31日の年末締め。利益額によって税率が決まるから、節税のため年末時点でなるべく利益を圧縮しておく。年末までに含み損を抱えた銘柄を処分売りし、利益と相殺するのがタックスロス・セリング。毎年11月中旬~12月上旬に集中するが、今年はバイデン政権による投資増税を前に「税率の低い年内に売っておこう」とのインセンティブも働いた。オミクロンや金融引き締めで警戒ムードの中、タックスロスが下落に拍車をかけたようだ。これはもう、終わった。

(3)オミクロン、大したことない説。

 「オミクロンは、弱く拡大する変異株が強い変異株を駆逐する、ウイルス進化の最終形態」(1日付JPモルガン・チェースのレポート)

 「オミクロンの重症度はデルタより低いのはほぼ確実」(7日、ホワイトハウスのアンソニー・ファウチ首席医療顧問)

 「抗体医薬品ゼビュディがオミクロンに有効」(7日、英製薬大手グラクソ・スミスクライン)

 ……政府や製薬会社がこうまで言うのだから、実際、大したことないのだろう。株式市場的にオミクロンはもう、過去の出来事となった。

巻き添え株を狙う

 では、今後の投資戦略は?

 個人的に米国株は長期保有が前提だ。従って、「本当は成長可能性が高いのに、足元の下落の巻き添えで何となく売られてしまった銘柄」にじっくりと資金を入れたい。ざっとこんなところだろうか。

【チャート・インダストリーズ(GTLS)】

 気体や液体の冷凍装置を作る会社。天然ガスを冷やして液体(LNG)にする際に同社の技術を使用。病院の酸素吸入で使う酸素の液化・気化や、卵子と精子の冷凍保存、ウィルス保存などでも同社の技術には優位性があるようだ。

GTLSのチャート

【エンフェーズ・エナジー(ENPH)】

 ソーラー産業向けの技術を提供。個々の太陽電池モジュールレベルでエネルギーを変換できる半導体ベースの「マイクロインバータ」に強み。ITやソフトウェア技術と組み合わせたエネルギー制御システムも提供している。世界的合意となっているカーボンニュートラルが業績に追い風。

ENPHのチャート

【デックスコム(DXCM)】

 糖尿患者用の血糖値モニタリングシステムを手掛ける。国民の3分の1が糖尿という肥満大国アメリカ。同社装置は指に針を刺さず、腕に巻いたりするだけで皮下組織の血糖値をスマホで読み取れるという。

DXCMのチャート

 冒頭でもふれたように、市場が「オミクロン株は弱い」ことを織り込んだ今は、絶好の買い時なのだ。


■覆面トレーダーK 都内在住の40代の男。アーリーリタイヤを目指し、会社勤めの傍ら、結構ガチで兼業トレーディングにいそしむ。主戦場は、短期投機でFX、株価指数先物・オプション、暗号資産。長期保有では米国株。趣味は酒。

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