【節約家計簿】冬の光熱費増に備えて秋は節電を

 10月に入り、エアコンをつける機会は少しずつ減っているはずです。電気代やガス代の値上がりが気になる昨今ですから、あまりエアコンを動かさずに済む11月にかけては、できる限り省エネを心がけたいもの。外出機会が減っているため、冬の暖房費は新型コロナウイルスの感染拡大前より増えるご家庭も多くなりそうです。秋の節電で家計費を少しでもプールしておきたいところです。

この時期の節電で、冬に向けて家計費を少しでもプールしておきたい

 今秋は運動会をはじめとした秋のイベントも縮小傾向が続きそうです。イベント費についても、コロナ前より減るご家庭は多いでしょう。この数年の中ではこれからの2、3カ月が家計支出を最も抑えやすいご家庭も出てきます。

 9~10月の家計支出を詳細に書き出してみると、支出が抑えられた結果、貯蓄の割合を増やせるご家庭も少なくないはずです。コロナの収束時期はつかめないとしても、生活コストを抑えやすい時期に家計費の支出状況をつかんでおくと、収束後の家計と比較できます。

 光熱費やイベント費が抑えられやすい一方で、食用油や小麦粉、パスタ、マヨネーズなど、生活に欠かせない食品の値上げが続いています。価格は変わらなくても、内容量が減っている商品もあるはずです。天候不順による野菜価格の高値水準も、食費に影響を及ぼしていそうです。

 野菜の価格が高いときは、購入量を減らして対処しようと考えるかもしれません。ですが、野菜の購入量を減らすと、献立の数が減ったり、ご飯やパン、麺類に頼るなど、糖質の量が増えがちです。

 健康面を考えて野菜の摂取量を減らさないためには、比較的値段が安定している冷凍野菜の使用量を増やして品数を足したり、かさ増ししたりするのがおすすめです。また、値段が上がったなと感じた商品は、具体的にいくら上がったのかを把握するために、購入単価を調べてみましょう。レシートで値段を調べてスマホのメモ機能などに記録しておくと、安く売られているタイミングに購入できますし、今後の値上がりについても正確につかめます。

(ファイナンシャルプランナー 畠中雅子)

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