【家電の世界】収納、重さ、ごみ捨ての面倒を解決 国内初の「ごみセパレート型」でストレスフリーに

髪の毛やペットの毛も絡みにくいという(提供写真)

パナソニックのスティック掃除機「MC―NS10K」

 パナソニックのセパレート型コードレススティック掃除機「MC―NS10K」は、収納の面倒、重さの面倒、ごみ捨ての面倒という3つの面倒を解決し、「心まで軽くなる掃除機を目指した」という新たな商品だ。市場想定価格は6万5000円前後(税込み)。

 同社の調べによると、スティック掃除機に対する不満は、吸引力や重量といった掃除中の性能よりも、ごみ捨て時や、ダストやノズルのメンテナンスなど掃除後にストレスがあることが分かったという。とくに、ごみ捨て時にストレスを感じている人は36%に達し、最も大きなストレスになっているという。

 「スティック掃除機には楽に使えることと、しっかりきれいにすることの両立が重要であり、それを実現するために、新たにセパレート型を採用。掃除前から掃除中、掃除後までのストレスを軽減した」と同社。

 掃除機本体から分離したダストボックスを充電台に内蔵。同時に主要部品を小型化するなどの取り組みによって、本体重量を1・5キログラム、手元重量を約0・45キログラムと軽量化。掃除が終わった後に本体を充電台に乗せると、同社独自のクリーンドックが掃除後のごみを自動的に本体から収集し、紙パックにためる。これまでは週に1度、本体のごみを捨てる必要があったが、クリーンドックの紙パックの交換は1カ月に1回で済み、手を汚さずに、ほこりを舞い上げることなく、そのまま捨てることができる。

ダストボックスを充電台に内蔵、吸引力も強力に

 クリーンドックにごみを残さずに移送するために、コップを逆さにしたような形状を用いることでダストフィルターの表面積を確保。本体の2倍の吸引力を持つモーターを搭載し、緩急をつけた吸引で吸い切るようにしたという。釣りの根掛かりの際に竿を引っ張ったり、緩めたりすることで外れる場合がある仕組みを応用したもので、ごみの引っかかりを外してから強い吸引力で吸い取る仕組みだ。

 ノズルには「からまないブラシ」を搭載しており、円すい形のダブルブラシで径の細い方へと移送して吸引することから、髪の毛やペットの毛が99%以上絡みつかず、手入れが楽だ。また、パソナニック独自のナノイーXによって、クリーンドック内に集めたゴミを除菌、脱臭することもできる。ペットの毛などの気になるにおいも脱臭が可能だ。掃除の際にはセンサーが検知。約20マイクロメートルの微細なゴミも光って知らせるため、しっかりゴミを吸い取ることができる。

 クリーンドックを搭載した充電台は、リビングなどの空間に溶け込むデザインを採用。「使う際には、手前に引き出すワンタッチ操作で取り出し、使ったら立てるだけで収納や充電が行える。コロナ禍では在宅時間が増えて、家庭内の汚れが目につくようになったという声が聞かれるなど清潔に対する意識が向上し、以前より掃除する回数も増えている。そうした新たな掃除のスタイルにも合致している」と同社。

 スティック掃除機としては、国内初となるセパレート型の採用で、これまで以上にストレスのない掃除が可能になりそうだ。 (ジャーナリスト)


 ■大河原克行(おおかわら・かつゆき) 30年以上に渡って、IT・家電、エレクトロニクス業界を取材。ウェブ媒体やビジネス誌などで数多くの連載を持つほか、電機業界に関する著書も多数ある。

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