【家電の世界】自然な人肌再現、ブルーライト2割カットで夜間も快適 4K有機ELテレビ「REGZA」

48型がぜいたくな選択肢に

 東芝のテレビ事業が分離したTVS REGZA(旧・東芝映像ソリューション)が4月30日から発売する「REGZA X9400Sシリーズ」は、REGZA発売15周年記念スペシャルエディションとして登場した4K有機ELテレビだ。65型、55型に加えて、同社の有機ELテレピとしては初めてとなる48型をラインアップしている。48型の市場想定価格は26万5000円(税込み)。

 「48型というサイズに凝縮された濃密な高画質を、リビングに、プライベートに利用するテレビとして提案したい」と同社。「有機ELによる圧倒的なコントラストと動画応答性は、同等サイズの液晶テレビとはまったく異なる性能を発揮する。最も画面に近づいて視聴できる4K有機ELテレビであり、48型というサイズが、むしろぜいたくな選択になる」とする。

 たとえば、あまり大きなテレビは置きたくないが、感動の高画質で楽しみたいといった使い方や、自分専用サイズでネット動画や4K番組を楽しみたいユーザーのほか、表示遅延時間約9・2ミリ秒の「有機EL瞬速ゲームモード」を搭載したことで、高速移動するゲームのキャラクターの映像にもキレが出るなど、有機ELならではの特徴を発揮する。PCと接続して、映像編集や写真編集、CG作成などに使いたいといった用途にも活用できる。

 「独自のガンマ特性、輝度特性のレグザ専用チューニングにより、高いコントラストと高い階調性を実現。地デジもネット動画も高画質に楽しめる」と同社。最新のデータベースを活用したクラウド高画質テクノロジーによって、より高画質化できる。また、動画配信サービスごとの画質特性や圧縮方式、解像度にあわせて適切なパラメーターで高画質化する。

 新たに搭載したのが「ナチュラル美肌トーン」だ。健康的で自然な人肌を、テレビ映像だけでなく、ネット動画でも再現する。同機能は、埼玉女子短期大学の山田雅子教授の論文をもとに、「心理学や色彩学の観点から、人が予測する肌のイメージと表示される色のギャップを埋めることを目指した」という。

 また、「おまかせAIピクチャーII」によって、室内の明るさと照明や外光の色温度の違いを検出し、視聴環境に合わせて適切な画質に自動調整。睡眠導入を妨げるといわれるブルーライトは、夜の視聴環境で従来比約20%カット。夜間のテレビ視聴がさらに快適になった。

 音質にもこだわっている。48型モデルでは、フロント6スピーカーを採用した「レグザパワーオーディオXD」により、伸びやかでクリアな高域再生と、パワフルな低音再生を実現する。

 見たい番組をすぐに再生できるレクザ独自のタイムシフトマシン機能は同社ならではの特徴だ。放送済みの番組を過去番組表から選んで視聴できる。有機ELテレビでは初めて「おすすめ番組」機能を搭載し、好みのジャンルごとにサムネイル表示し、いつも見る番組を、ネット動画を選ぶような感覚で簡単に楽しめるようにしている。

 48型という新たなサイズで、有機ELの性能を楽しむことができる。(ジャーナリスト)

 ■大河原克行(おおかわら・かつゆき) 30年以上に渡って、IT・家電、エレクトロニクス業界を取材。ウェブ媒体やビジネス誌などで数多くの連載を持つほか、電機業界に関する著書も多数ある。

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