どうすればいい?マイナポイント「2万円の道」

マイナンバーカードを保険証として利用登録する牧島かれんデジタル相(左)と後藤茂之厚生労働相(右)。マイナンバーカードが健康保険証として利用できる仕組みが、全国の医療機関や薬局で順次導入される=10月、東京都港区

最大の難関は1カ月程度要するカード交付

 政府は経済対策の一環で、マイナンバーカード保有者に最大2万円分のポイントを付与する方針だが、そのためには「カードの新規取得」「預金口座とのひも付け」「健康保険証登録」という3つの関門がある。手続きは面倒なのか、簡単なのか。ひと足早く記者が挑戦してみた。

《「2万円」給付に間に合わせたい!マイナンバーカードのお手軽な申請方法》

 付与されるポイントは当初3万円分とされていたが、2万円分に目減りし、条件も付けられた。マイナンバーカードの新規取得が5000円分、預金口座とのひも付けと、健康保険証としての利用登録で各7500円分が付与される予定だ。

 ポイントをもらいたい人はマイナンバーカードの交付が前提となるため、まだ持っていない場合はここからだ。

 記者はすでにマイナンバーカードは取得済みだが、取引銀行に確認したところ、マイナンバーと預金口座のひも付けがされていなかった。

 金融機関によっては口座のひも付けを行うスマホアプリを用意している。これを使ってみると、口座情報を入力後、マイナンバーカードの撮影を求められたが、何度やってもエラー表示が出てしまった。アプリでの登録を断念し、銀行の窓口に向かってキャッシュカードとマイナンバーカードを提出、必要情報を入力すると、待ち時間を除いて5分も掛からずひも付けが完了した。

保険証の登録はスマホで1分足らずで完了

 残る健康保険証としての利用登録は、行政手続きやお知らせを確認できる専用サイト「マイナポータル」で行う。マイナポータルは、所得・納税情報や公的年金の給付情報といった自身の行政情報が閲覧可能だ。

 記者はスマホを使ってマイナポータルサイトから「健康保険証利用申込」をタップし、マイナンバーカード発行時に設定した暗証番号4桁を入力後、カードにスマホをかざすと、1分にも満たない時間で登録できた。保険証も必要なかった。

 マイナンバーカード読取対応のスマホもしくはパソコンとICカードリーダーが必要だが、ない場合はセブン銀行のATM(現金自動預払機)でも登録可能だ。

 登録が済めば、「マイナ受付」のポスターやステッカーが掲示されている医療機関で、マイナンバーカードが健康保険証として利用できるようになるほか、診察や薬などの情報も閲覧可能だ。

 ここまでできれば、スマホやパソコンまたは全国の市区町村窓口や郵便局などに設置された端末から「マイナポイント」を申し込み、選択したキャッシュレス決済サービスのポイントが付与されるという流れだ。政府の正式発表を待ってからマイナポイントを申し込んだ方が無難だろう。

 記者の実感では、一番のハードルは自治体窓口での受け取りが必要で、申し込みから1カ月程度かかるマイナンバーカードの交付だった。ここさえ乗り越えれば「2万円の道」もそう遠くない。

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